第2回目 薬学未来講座

第2回目は、中外製薬株式会社代表取締役会長の永山治さま(慶應義塾大学商学部卒)に「現在の医療産業を取り囲む環境と今後の課題」というテーマでご講演をいただきました。永山さまからは、医薬品産業の産業規模は小さいが、付加価値が高く、国際競争力もあるが、日本の医薬品企業は、グローバル企業を目指すかローカル企業として生き残りを図るしか選択肢はないということと、将来的に日本をイノベーションの創出の国際競技場とし、革新的医薬品の創出を通じて、国際的なヘルスケアセンターにしたいという展望をお話いただきました。また成功の鍵は、極めて重要なマネジメント同士の深い相互信頼であるというメッセージをいただきました。経営者の目線から見た製薬業界の在り方は学生にとって、違う目線での考え方を学べたと思っております。
講演内容および質疑応答は事後冊子をご覧ください。